ロケ地巡り その2 那古船形駅の待合室


「八月一日、十三時四十八分、それが毎年変わる
ことなく、夏休み、彼女が帰って来る時の、列車の
到着時間だ。一番後ろの車両、一番後ろのドア、
決まって彼女は白いワンピースを着、長い髪を揺ら
してし、この駅に降り立つ−」
ちょうどそんな時間の駅のスナップです。

ホームの待合室は外壁が新しくなっていた以外は
変わっていませんでした。ただ時計は付いていま
せん。あれはドラマ用だと思います。

暑い夏の一番最後の日、12年前と変わらず
ゆらゆらした空気の中に野々村英二君が水穂を
しゃがんで待っていてもおかしくない感じでした。

水穂の代わりに行商のおばあさんが歩いてくる
シーンは面白いですよね。なかなか笑えます。